○取手市消防職員服制規則
平成7年3月29日
規則第15号
(目的)
第1条 この規則は,消防組織法(昭和22年法律第226号)第16条第2項の規定に基づき,取手市消防職員(以下「消防職員」という。)の服制について必要な事項を定めることを目的とする。
(服制区分)
第2条 服制は,次の各号に定めるところによる。
(2) 防火衣の服制は,別表2のとおりとする。
(3) 救急隊員の服制は,別表3のとおりとする。
(4) 救助隊員の服制は,別表4のとおりとする。
(服制図)
第3条 前条の服制図は,別図のとおりとする。
(委任)
第4条 この規則に定めるもののほか,必要な事項は消防長が別に定める。
付則
1 この規則は,平成7年4月1日から施行する。
2 取手市消防職員の被服貸与規則(昭和44年規則第13号)は,廃止する。
付則(平成13年規則第11号)
この規則は,平成13年4月1日から施行する。
付則(平成20年規則第25号)
この規則は,公布の日から施行する。
付則(平成24年規則第18号)
この規則は,公布の日から施行する。
付則(平成24年規則第36号)
この規則は,公布の日から施行する。
付則(平成26年規則第40号)
この規則は,公布の日から施行する。
付則(令和2年規則第19号)
この規則は,令和2年4月1日から施行する。
別表1(第2条関係)
品目 | 消防職員服制(男性) | ||
冬帽 | 地質 | 濃紺色の毛又は合成繊維の織物とする。 | |
製式 | だ円形とし,前ひさし及びあごひもは黒色とする。 あごひもの両端は,腰の両側において金属製消防章各1個で留める。 まちの両側に各2個のはとめを付け通風口とする。 形状は,別図のとおりする。 | ||
き章 | 黒色の毛又は合成繊維の台に,銀色消防章を金色桜で囲んだものを前面中央に付ける。 形状及び寸法は,別図のとおりとする。 | ||
周章 | 腰の周囲には黒色ななこ織を巻き,その上に消防司令以上はじゃ腹金線及びじゃ腹組黒色線を,消防司令補はじゃ腹黒色線を巻く。 形状及び寸法は,別図のとおりとする。 | ||
夏帽 | 地質 | 淡紺色の合成繊維の織物とする。 | |
製式 | だ円形とし,前ひさし及びあごひもは地質と類似色とする。 あごひもの両端は,金色金属製消防章各1個で留める。 まちの両側に各2個のハトメを付け,通風口とする。 腰の裏側はポリエチレン製とし,すべり革とともに所要の通風口を付ける。 天井の内側に汚損よけを付ける。 形状は,冬帽と同様とする。 | ||
き章 | 台地を淡紺色の合成繊維の織物とするほか,冬帽と同様とする。 | ||
周章 | 腰の周囲に地質と同色のなな子織を巻くほか,冬帽と同様とする。 | ||
略帽 | 地質 | 淡紺色の新難燃素材の織物とする。 | |
製式 | 前ひさしの表側に銀色のししゅうを施し,裏側をツイルグレー色としたファイターキャップ型とする。 腰の後部に締付けを付ける。 形状は,別図のとおりとする。 | ||
き章 | 地質に銀色消防章のししゅうとし,消防章の上部に銀色のししゅうで「TORIDE」と,下部にオレンジ色のししゅうで「FIRE DEPT.」とそれぞれ標示する。 形状及び寸法は,別図のとおりとする。 | ||
保安帽 | 製式 | かぶと型とし,内部にポリエチレン製のハンモック及び発泡スチロール製の衝撃吸収ライナー付きとし,ヘッドバンドにより頭部の振動を防ぐ装置を付ける。あごあては合成繊維製調節金具付きとし,前面中央部に直径35mmの消防章を付ける。 形状及び寸法は,別図のとおりとする。 | |
き章 | 前面中央に銀色消防章を付ける。 プラスチックの白色仕上げとする。 形状及び寸法は,別図のとおりとする。 | ||
標識 | 両側面中央に「取手市消防本部」と横書きに1行で標示する。 形状は,別図のとおりとする。 | ||
冬服 | 上衣 | 地質 | 冬帽と同様とする。 |
製式 | 襟は,折り襟とする。 胸部は二重とし,消防章を付けた金色金属製ボタン各3個を2行に付ける。前面の左に2個,右に1個のポケットを付け,下部左右のポケットに蓋を付ける。 形状は,別図のとおりとする。 | ||
階級章 | 黒色毛織物又は黒色金属製の台地とし,上下両縁に金色ししゅう状を施し,中央に平織り金線及び銀色消防章を配する。 階級章は右胸部に付ける。 形状及び寸法は,別図のとおりとする。 | ||
消防長章 | 銀色金属製の台地とし,金色線三条及び黒色線二条を配し,中央にいぶし銀色の桜葉及び銀磨きの桜花で囲んだはめ込みの金色消防章を配する。 消防長章は階級章の上部に付ける。ただし,必要に応じ階級章を省略することができる。 形状及び寸法は,別図のとおりとする。 | ||
袖章 | 黒色しま織線一条に,消防司令補以上はじゃ腹組金線一条を,消防士長はじゃ腹銀線一条を表半面にまとい,その下部に消防司令以上の場合には金色金属製消防章を付ける。 形状及び寸法は,別図のとおりとする。 | ||
ズボン | 地質 | 上衣と同様とする。 | |
製式 | 長ズボンとし,両ももに各1個,右側後方に1個のポケットを付ける。 形状は,別図のとおりとする。 | ||
バンド | 製式 | 革製とし,前金具中央に消防章を付ける。 形状及び寸法は,別図のとおりとする。 | |
夏服 | 上衣 | 地質 | 夏帽と同様の地質で淡青色とする。 |
製式 | 襟は,カッター襟とする。 胸部左右に各1個のポケットを付け,雨蓋面ファスナー留めとし,飾りボタンを付ける。 前合せは,額付6ツボタンとする。 形状は,別図のとおりとする。 | ||
階級章 | 冬服と同様とする。 | ||
消防長章 | 冬服と同様とする。 | ||
肩章 | 外側の端を肩の縫い目に,襟側を地質と類似色のボタン1個で留める。 | ||
袖 | 長袖カフス付きボタン留め又は半袖とする。 | ||
ズボン | 地質 | 上衣と同様の地質で淡紺色とする。 | |
製式 | 裾シングルのタック付き長ズボンとし,前面中央をファスナーとする。 両もも及び後ろ左右に切り込みポケットを各1個付け,後ろ左ポケットはボタン留めとする。 | ||
バンド | 製式 | 夏服ズボンと同色の合成繊維とし,その一端にはほつれ止めの金具を付ける。バックルは金属製とし消防章を付けたもの,又は2穴バックルとする。 形状及び寸法は,別図のとおりとする。 | |
活動服 | 上衣 | 地質 | 淡紺色の新難燃素材の織物とし,襟,肩及び背面上部にオレンジ色を配する。 |
製式 | 襟は,カッター襟とする。 胸部左右に各1個のポケットを付け,拝みひだ付雨蓋面ファスナー留めとする。 左袖にペンポケットをつける。 袖は,長袖ボタン留め又はファスナーとする。 前合せは,額付5ツボタン又はファスナーとする。 背部には本部名を標示するものとし,上段に「取手市消防本部」と,下段に「TORIDE」と淡紺色で併記する。 形状は,別図のとおりとする。 | ||
肩章 | 外側の端を肩の縫い目に縫い込み,襟側を地質と類似色のボタン1個で留める。 | ||
標識 | 左胸ポケットの上部に1行で「取手市消防本部」と黄色でししゅうする。 | ||
ズボン | 地質 | 上衣と同様とする。 | |
製式 | 裾シングルのタック付き長ズボンとし,前面中央をファスナーとする。 両もも及び後ろ左右に切り込みポケットを各1個付け,後ろ左ポケットはボタン留めとする。 形状は,別図のとおりとする。 | ||
バンド | 製式 | 夏服バンドと同様とする。 | |
ワイシャツ | 白色の合成繊維の織物とする。 | ||
ネクタイ | 濃紺色の合成繊維の織物とする。 | ||
防寒衣 | 地質 | ポリエステル100%のものとする。 | |
製式 | 立ち襟型とし,雨除け付両前額付ファスナー及び同色のボタン6個を縦1行に付ける。前後袖にかけて反射パイピング入り切替えとし,左右ポケット2個,前身ポケット6個を付け,裾手口はリブプラスハンドストッパー仕上げとする。 | ||
標識 | 背部に本部名を標示するものとし,上段にはブルーの下地にシルバーの反射文字で「取手消防」と,下段にはシルバーの反射文字で「TORIDE FIRE DEPT.」と併記する。 | ||
雨衣 | 上衣 | 地質 | ナイロン100%ゴアテックス |
製式 | 襟部には頭きん止めボタン又はチャックを付ける。前面の打合部はボタン又はチャック式とし,すそ部に絞めひもを付ける。腰部左右にポケットを付ける。両袖口はゴム入りとする。 | ||
頭きん | 地質 | 上衣と同様とする。 | |
製式 | あご部は打合方式とし,顔の周囲に絞めひもを付ける。 | ||
ズボン | 地質 | 上衣と同様とする。 | |
製式 | 長ズボンとし,腰部周囲に伸縮性ゴム入りとする。 | ||
靴 | 黒色の皮革製の短靴又は安全靴とする。 | ||
編み上げ靴 | 黒色の革製編み上げ靴又はその類似品とする。 | ||
作業靴 | 黒色又は銀色とし,膝カバー及び踏み抜き防止鋼板入りゴム長靴とする。 | ||
手袋 | 白手袋 | 白色の綿織物とする。 | |
作業手袋 | 黄色又はその類似色とする。 | ||
手帳 | カード式とし,形状及び寸法は,別図のとおりとする。 |
別表1の2(第2条関係)
品目 | 消防職員服制(女性) | |||
冬帽 | 地質 | 消防職員服制(男性)と同様とする。 | ||
製式 | つば付き円型とする。 形状及び寸法は,別図のとおりとする。 | |||
き章 | 消防職員服制(男性)と同様とする。 形状及び寸法は,別図のとおりとする。 | |||
夏帽 | 地質 | 消防職員服制(男性)と同様とする。 | ||
製式 | 冬帽と同様とする。 | |||
き章 | 消防職員服制(男性)と同様とする。 | |||
略帽及び保安帽 | 消防職員服制(男性)と同様とする。 | |||
冬服 | 上衣 | 製式 | 襟 | 消防職員服制(男性)と同様とする。 |
前面 | 合わせを右上前とするほか,消防職員服制(男性)と同様とする。 形状は,別図のとおりとする。 | |||
袖章 | 消防職員服制(男性)と同様とする。 | |||
ズボン | 地質 | 上衣と同様とする。 | ||
製式 | 消防職員服制(男性)と同様とする。 形状及び寸法は,別図のとおりとする。 | |||
夏服 | 上衣 | 地質 | 消防職員服制(男性)と同様とする。 | |
製式 | ||||
肩章 | ||||
ズボン | 地質 | 夏帽と同様とする。 | ||
製式 | 消防職員服制(男性)と同様とする。 | |||
活動服 | 消防職員服制(男性)と同様とする。 | |||
ワイシャツ及びネクタイ | 消防職員服制(男性)と同様とする。 | |||
バック | 黒色の皮革又は合皮革成製のショルダーバックとする。 形状は,別図のとおりとする。 | |||
バンド,靴,編み上げ靴,作業靴及び手袋 | 消防職員服制(男性)と同様とする。 | |||
階級章 | 消防職員服制(男性)と同様とする。 | |||
手帳 | 消防職員服制(男性)と同様とする。 |
別表2(第2条関係)
品目 | 防火衣服制 | ||
防火帽 | 帽体 | 地質 | ガラス繊維を基材としたポリエステル樹脂による強化プラスチック製で,銀色仕上げとする。 |
製式 | フリッツ型とし,内部にハンモック及び耐衝撃性,吸水性及び耐久性に優れた素材により,頭部の振動を防ぐ装置を付ける。 外周には,1条ないし3条の赤色反射線を付ける。 あごひもは合成繊維製とし,締め金具付きとする。 後部つばには,かけ金具を付ける。 前部には,顔面保護板を付ける。 | ||
き章 | 黒色の台に,銀色消防章を金色桜で囲んだものを前面部中央に付ける。 | ||
標識 | 両側面中央に「取手市消防本部」と1行で表示する。文字は黒色とする。 | ||
しころ | 地質 | 濃紺色の難燃繊維とする。 | |
製式 | 取付金具により帽体内側の前ひさし両端から後部にわたり付着させるものとし,その前面は両眼を出して閉じられるようにする。 | ||
防火衣 | 上衣 | 地質 | しころと同様とする。 |
製式 | 1枚襟ベルト付きとする。 内衣を設け,肩及びその前後に耐衝撃材を入れる。 前合わせは面ファスナーとし,左右側面及び右胸部に各1個の蓋付きポケットを付ける。 背面には,「取手消防」と表示する。 | ||
ズボン | 地質 | 上衣と同様とする。 | |
製式 | 長ズボンとし,肩バンドを付ける。 | ||
長靴 | 先芯入り踏み抜き防止鋼板入り,天然皮革長靴とする。 |
別表3(第2条関係)
品目 | 救急隊員服制 | |||
略帽 | 消防職員服制(男性)と同様とする。 | |||
冬服 | 上衣 | 色又は地質 | 明るい灰色で,合成繊維と綿との混紡織物とする。 | |
製式 | 前面 | 台襟付シャツカラーの長袖とし,ウエストラインにタックを入れる。 比翼仕立てとし,胸部左右に各1個,左肩下に1個のポケットを付け胸部左右のポケットには蓋を付ける。 襟に,ポリエステルと綿との混紡糸を使用した白のブロードの替え襟を付ける。 袖は,長そでボタン止めとする。 前合せは,比翼7ツボタン又はファスナーとする。 | ||
肩章 | 外側の端を肩の縫い目に縫い込み,白の反射テープの肩章カバーを差し込むとともに,襟側を地質と類似色のボタン1個で止める。 | |||
標識 | 左胸ポケットの上部に1行で「取手市消防本部」と濃い灰色でししゅうする。 | |||
階級章 | 消防職員服制(男性)と同様とする。 | |||
ズボン | 色又は地質 | 暗い灰色で,ポリエステルと羊毛との混紡糸を使用したサクソニーとする。 | ||
製式 | 長めのタックを入れた長ズボンとし,両もも及び左右後方に各1個のポケットを付ける。左右後方のポケットは,ボックスプリーツ上切替え仕立てとする。 | |||
夏服 | 上衣 | 色又は地質 | 明るい灰色で,ポリエステルを使用したピンホールトロピカルとする。 | |
製式 | 長袖又は半袖とし,その他は冬服と同様とする。ただし半袖の場合は左肩下のポケットを付けないものとする。 | |||
ズボン | 色又は地質 | 暗い灰色で,ポリエステルと羊毛との混紡糸を使用した霜降トロピカルとする。 | ||
製式 | 冬服ズボンと同様とする。 | |||
バンド | 製式 | 冬夏ともに白の合成繊維又は合成皮革とし,バックルは前金具の中央に消防章を付したもの又は2穴バックル式で,バンド周囲の中央に白の反射テープを付ける。 |
別表4(第2条関係)
品目 | 救助隊員服制 | ||
救助服 | 略帽 | 消防職員服制(男性)と同様とする。 | |
上衣 | 色又は地質 | オレンジ色の合成繊維の織物とする。 | |
製式 | 襟は開襟とし,前面にチャックを付ける。 前面左右胸部分に各1個のファスナー付ポケットを付ける。 胸部及び背部の上方に刺しを入れる。 袖口にまちを入れ,ファスナーを付ける。 背部には本部名を表示するものとし,上段に「取手市消防本部」と,下段に「TORIDE FIREDEPT.」と紺色で標示する。 形状は,別図のとおりとする。 | ||
標識 | 左胸ポケットの上部に,上衣と同じ地質台に,2行で,上段に「取手市消防特別救助隊」と,下段に「氏名」を刺繍したものを布マジックで付ける。 | ||
階級章 | 消防職員服制(男性)と同様とする。 | ||
ズボン | 色又は地質 | 救助服上衣と同様とする。 | |
製式 | 長ズボンとし,前面にファスナーを付ける。 両もも側面に各1個の袋式フラットポケットを付ける。 腰部から膝部にかけて刺しを入れる。 | ||
救助服夏用 | 上衣 | 色又は地質 | オレンジ色の合成繊維の織物でトロピカルとする。 |
製式 | 救助服上衣と同様とする。 | ||
標識 | 救助服上衣と同様とする。 | ||
階級章 | 救助服上衣と同様とする。 | ||
ズボン | 色又は地質 | 救助服夏用上衣と同様とする。 | |
製式 | 救助服ズボンと同様とする。 | ||
バンド | 製式 | 淡紺色の合成繊維とする。 バックルは金属製とし,2本ピンバックルとする。 | |
靴 | 製式 | 黒色の編み上げ靴とする。 |
別図
(数字は、寸法を示しその単位はミリメートルとする。) 冬帽 | |||||
消防章 | き章 | あごひも留め消防章 | |||
周章 | |||||
消防総監 消防司監 | 消防正監 消防監 | ||||
消防司令長 | 消防司令 | ||||
消防司令補 | 消防士長 消防副士長 消防士 |
略帽 | |
き章 | |
保安帽 | |
き章 | |
冬服 | |
前面 | 後面 |
ズボン | ボタン |
消防長章 | |||
そで章 | |||
消防司令長 | 消防監 | 消防司監 消防正監 | 消防総監 |
消防副士長 消防士 | 消防士長 | 消防司令補 | 消防司令 |
夏服 | |
前面 | 後面 |
ズボン |
|
|
活動服 | |
前面 | 後面 |
ズボン | |
前面 | 後面 |
冬服バンド |
夏服バンド |
雨衣 |
階級章 | |||
消防総監 | 消防司監 | ||
消防正監 | 消防監 | ||
消防司令長 | 消防司令 | ||
消防司令補 | 消防士長 | ||
消防副士長 | 消防士 |
消防手帳 表面 |
裏面 |
防火衣(上衣) |
防火衣(ズボン) |
防火帽 | |
正面 | 裏面 |
側面 | |
き章 | |
しころ | |
防火帽に付ける階級周章 |
救急服 |
救助服 |
冬帽及び夏帽(女性消防職員) | き章(女性消防職員) |
冬服(女性消防職員) | |
上衣 | |
前面 | 後面 |
ズボン | |
前面 | 後面 |