(趣旨)

第1条　この規則は，取手市国民健康保険出産費貸付基金設置条例(平成14年条例第9号)の施行に関し必要な事項を定めるものとする。

(貸付金の単位)

第2条　条例第4条の貸付金(以下「貸付金」という。)の額は，1,000円を単位とし，当該貸付金に1,000円未満の端数があるときは，その端数は切り捨てるものとする。

(貸付けの申込み)

第3条　取手市国民健康保険条例(昭和34年条例第8号)第7条第1項の規定による出産育児一時金の支給に係る出産に要する費用を支払うための資金の貸付け(以下「貸付け」という。)を受けようとする世帯主(以下「申請者」という。)は，取手市国民健康保険出産費資金貸付申請書(様式第1号。以下「申請書」という。)に，次の各号の区分に応じそれぞれ当該各号に定める書類を添付し，市長に提出しなければならない。

(貸付けの決定等)

第4条　市長は，前条に規定する申請書その他の書類の提出を受けたときは，その内容を審査し，速やかに当該貸付けの適否及び貸付額について，取手市国民健康保険出産費資金貸付決定通知書(様式第2号)又は取手市国民健康保険出産費資金貸付不承認決定通知書(様式第3号)により，申請者に対し通知するものとする。

(貸付金の償還)

第5条　市長は，借受人が貸付金を償還するに当たっては，条例第7条の規定に基づき出産育児一時金と貸付金を対等額において相殺することができる。

(申請内容の変更等)

第6条　借受人は，第3条及び第4条第3項の規定により提出した書類に記載された内容に変更が生じたときは，速やかに市長に当該変更の内容を届け出なければならない。

(基金台帳)

第7条　市長は，取手市国民健康保険出産費貸付基金台帳(様式第6号)を作成し，常に基金の運用状況を明らかにしておかなければならない。

(その他)

第8条　この規則に定めるもののほか，この規則の施行に関し必要な事項は，別に定める。